更新しないと言った途端に更新したい気分になる。10点減点。
さて、とりあえずやるべき事を整理しましょうか。
RPGを自作で作るには製作ツールとゲーム本体が必要ですね。
製作ツール(アプリ1)でデータを作成。
作成したデータを読み込んでゲーム本体(アプリ2)が動くと。
そういうわけで、ゲームを作るには
実質二つのアプリケーションを作成する必要があるわけです。
いや、製作ツールの方は、
データをメモ帳とかで手打ちしちゃうとか
数値を全部ゲーム本体で指定すれば必要無いといえば無いんですけど、
やっぱり形から入るには製作ツールも自作したいところ。
それで、まずはそっちに取り掛かろうとしてるんですけど
やはりデータを作成するには、
データベースを使うのがてっとり早いはず。
でもデータベースっていっても色々あるし
どれを使えばいいやらー。
・・・と悩んでいたところに
アプリに組み込むにはSQLiteがいいとか悪いとか聞いたので
とりあえずこれを使ってみることとします。
それでSQLiteのライブラリをプロジェクトに追加した(いまここ)
そこまではよかったんですが、
自分がいまいちデータベースの使い方とかをわかってないので
まずは感覚的にSQLiteのデータベースを理解するために
このSQliteControlCenter日本語版を使ってみようかとそういうわけですよ。
SQliteControlCenterっていうのは
GUIでデータベースを直接操作できるアプリで。
GUIっていうのはグラフィカルユーザインターフェースの略で
平たく言うとボタンとかがいろいろ付いてて感覚的に使えるアプリケーションのことですよ。
電卓とかソリティアとか普段慣れ親しんでるプログラムは皆GUIというわけですね。
それでSQliteControlCenterには
どうも易しく解説してるページとかがなさそうなので
僕と一緒にSQliteControlCenterのお勉強!とか
今回はそういう趣旨の記事です。
ではここからは画像も交えて一通りのことをやってみましょう。
まずはSQliteControlCenterを起動。
起動したらば
ファイル(F)→新しいデータベース(N)
を選んで、適当な名前を付けてデータベースを作りましょう。
日本語を使いたい場合は
ヘルプ(H)→設定(P)の強制S-JISモードを有効にしておくと良いでしょう。
【CREATE】
データベースを作ったら次はテーブルを作りましょう。
クエリー欄からCreateを選ぶとこんなふうに雛形が出るので

CREATE TABLE Item (
'アイテム名' VARCHAR2(100),
'買値' VARCHAR2(100),
'売値' VARCHAR2(100)
)
とりあえず↑こんな風に雛形をいじり、実行ボタンを押し
VERCHAR2(100)型のアイテム名、買値、売値という項目を持つ
itemというテーブルを作成しました。
【INSERT】
次にデータを追加してみます。
クエリー欄からInsertを選ぶと同じようにソースの雛形が出ます。
文字化けしてますが問題は無いはず。
INSERT INTO Item (アイテム名,買値,売値) VALUES ('','','')
↑VALUESのところに追加するアイテムを書き入れます。
INSERT INTO Item (アイテム名,買値,売値) VALUES ('薬草','100','50')
【UPDATE】
次にさっき追加したデータを変更してみます。
クエリーからUpdateを選びます。
UPDATE Item SET アイテム名 = '',買値 = '',売値 = '' WHERE
今回はID1の買値を200にしてみます。
UPDATE Item SET 買値 = '200' WHERE rowid='1'
WHEREのところで何処を改変するのか指定出来ます。
例えば 買値 = '100' とWHEREで指定すれば
買値の値に100が入っているところの値が全てが改変されます。


【DELETE】
クエリーのDeleteでデータを削除できます。
DELETE FROM Item WHERE rowid = '2'
これでID2の項目を全削除です。
【SELECT】
指定した項目を表示します。
SELECT * FROM Item WHERE rowid = 3
これでID3だけを表示。
【DROP】
テーブルを削除します。
DROP TABLE Item
これでItemテーブルは削除。
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これで一通りの機能を使えるようになりました。
あとはこの仕組みをアプリに組み込めばデータベースは作れるはず。